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MetaDataMagic

FileMaker Pro 7をついに購入!でも、今まで使っていたファイルを変換すれば、本当にそのまま使えるの?どこかでエラーは発生しないの?そんな心配事がある方は、MetaData Magicを使ってチェックしてみよう。

 

発売元:New Millennium Communications,Inc.
URL:http://www.newmillennium.com

インストール方法

まずは「MetadataMagic 2.0.2」フォルダ内にあるFor FMP Extensions (Mac)フォルダ内のデータをアプリケーション>ファイルメーカーPro 6 >ファイルメーカー機能拡張フォルダへ。(windowsではProgram Files¥FileMaker¥ファイルメーカー Pro 6¥Systemへ)
この後ファイルメーカーProを起動します。プレファレンス(windowsは環境設定)>アプリケーション からプラグインタブを選択して、MetadataMagicにチェックがついているか確認します。

使ってみました

MetadataMagicフォルダ内のMDM_Opener.fp5を起動します。
タイトル画面が表示されます。右下に小さく「Register」という文字が表示されてますので、ライセンス購入した方はここから入力します。(ライセンスキーを入力しないと、デモモードでの起動になります)

図1 メニュー画面


「Process a New Solution」(新しいソリューションを処理する)というメニューをクリックして、解析したいファイルをおさめたフォルダを指定します。
「Data Errors」をクリックすると、データベースにエラーのあった箇所を表示してくれます。(表示用ファイルのレイアウト上では日本語は文字化けしますが、データをエクスポートすることができるので、エクスポートして参照してみてください。)
ファイルの中にリレーション切れなどのエラーが生じていると以下のようなメッセージが表示されます。エラーがたくさんあるシステムはこのメッセージのリストが大量に表示されたりするわけです。

エラー例

Relationship AA_xx [<rel. def.>] (ID 60) in file testAA.fp5
Related field missing 
Field types do not match

ファイル testAA.fp5内のリレーション設定「AA_xx」は関連ファイルがみつかりません。
フィールドタイプがマッチしません。

図2 問題点とデータベースリスト


メニューの次の項目「Conversion Issues」をクリックすると、ver7に変換したときに問題になりそうな計算式やスクリプトの動作についてレポートをしてくれます。

例)

Go To Related Record (show only related) [unsorted] script step
Related records no longer match (ASCII/Unicode index)
関連レコードへ移動(関連レコードだけを表示する)スクリプトステップ
関連レコードは関連づけられていません(ASCII/Unicode索引)

 

図3 ver7に変換すると問題になる可能性リスト


File Reference Fixer


左側メニュー上から4番目の「File Reference Fixer」をクリックすると、別メニューにジャンプします。
File Reference(ファイル参照)とは何でしょうか?
FileMakerデータベースは、過去、異なるフォルダや異なるファイルに参照されていたという履歴情報を内包しています。この、既に不要になったファイル参照情報が実はver7に変換したときに邪魔になってしまうことが多々あります。ver7をお持ちの方は、「ファイル>定義>ファイル参照」メニューを開いてみてください。ver6以下から変換したデータベースには「え、こんな昔のファイル名が!」というような、不要な情報が表示されていたりしませんか?さらに、これらの参照情報は、リレーショングラフにも反映されています。例えば「顧客情報」という参照情報が過去のデータ移動などによって5つ作成されていたとして、いざテーブルの正しいリレーションをはろうとしたときに、5つのうちのどれが現在の(正しい)ファイル参照情報なのかが非常にわかりづらくなってしまいます。
ver7での作業を開始する前に、変換前のデータベースでこれらの不要な情報を取り除くことによって、スムーズな変換作業を行うことができるというわけです。
さて、このFile Reference Fixerというものは、不要なファイル参照情報を削除してくれるわけですが、まずはEasy modeで動かしてみましょう。
※必ずバックアップはとっておいてください。
※フォルダ構成など、ただしい状況に設定してから使用してください。
実行すると以下のような実行結果リストが表示されます。
Remove unreferenced FR ID 68 in mainfile.fp5. <fileaa.fp5 (10.0.1.46)>
(confirmation code: 12)
ファイル参照情報がない場合、処理はスキップされます。

図4 実行結果リスト


マニュアルモードで起動すると、リレーション定義部分のみを編集したり、参照先ファイルのIPアドレスを指定したりといった個別の作業をマニュアルで行うことができます。

Conversion log analysis tool(CLAT)について

MetadataMagicをダウンロードすると、一緒にConversion log analysisというファイルが添付されてきます。
このファイルでは、ファイルメーカー Pro6以下のファイルをFileMaker Pro7で変換したときに作成されるログファイルを読み込んで解析を行うことができます。
Today関数などもう使われていない関数が計算フィールド内に存在した場合など、conversion.log内で指摘されますが、さらにこのCLATデータベースでは「だからこうしたほうがいいよ」というアドバイス文までついています。
CLAT単体ではクロスプラットフォームで$49.95でライセンスをゲットできるようです。

図5 Conversion log Analysys Tool(CLAT)


日本語対応について


テンプレートファイルはそのままだと文字化けしてしまいます。ただし、テンプレートファイルをカスタマイズできるライセンスがあるので、購入すればフルカスタマイズできる完全パスワードを得ることができます。情報そのものについては日本語でもきちんとハンドルされています。
また、いくつかのログデータについてはデータのエクスポートが可能になっています。ファイルのインターフェイスを活用することはできませんが、エラーレポートだけ日本語でちゃんと読めればいい!という方はログデータを別データベースにエクスポートして閲覧してみてはいかがでしょうか。

ver7対応について


現在MetaData Magicはver6までのファイルのみに対応しています。ver7用のプラグインを開発中ではありますが、ver7からデータベースの構造がこれまでと著しく異なるために、別のアプリケーション(プラグイン)として提供されることになるでしょう。(販売元FAQより抜粋)


[2004/11/15]
[有限会社ジェネコム 村上ゆりか]

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