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oAzium Events

一定時間毎のスクリプト実行、カーソルがはずれた瞬間にスクリプト実行など、自動処理の万能プラグイン。AppleScriptと組み合わせればさらに便利に使うことができます。

価格:$89(1ユーザ)〜

インストール方法


インストールの方法は非常に簡単。プラグインをアプリケーションフォルダ内の「ファイルメーカー機能拡張(mac)」または「system(windows)」に入れて、アプリケーション環境設定でプラグインを選択。ここでシリアル番号をきかれるので入力すればOK。

使ってみました


プラグインにはたいてい製品の機能をすぐに理解して簡単に確認できるようなサンプルデータベースが添付されています。oAzium Eventsにもいくつかのサンプルデータベースがついてきますので、インストールが終わったらまずそれらの動作を確認してみましょう。

oAzium Events Intro.fp5というサンプルデータベースを開いてみましょう。
このプラグインの主な機能についてざっと知ることができます。 たとえば、 以下のようなものがあげられます。
  • ボタンを押した一定時刻後にスクリプトを実行する(5秒後に処理を開始する、など)
  • フィールド内容の編集が終わった時点でスクリプトを実行する
    (フィールドの編集内容を即座に評価して、「入力内容に誤りがあります」などのメッセージを表示 など)
  • 新規レコード作成時にスクリプトを実行する
    (レコード作成メニューからレコードを作成した時点でメッセージを表示する など。通常新規レコード作成メニューをつぶしてスクリプト内で処理したりしますが、それらの処理が不要)
  • 関連レコードに対してスクリプトを実行する
    (請求書レコードに変更があった場合、関連づけられた伝票明細に再評価を加える、など)
  • 一定時間ごとにスクリプトを実行したり、毎日定時にバックアップなどのスクリプトを実行する
  • 特定の時刻にローカルファイルを開く
  • IPアドレスで指定したファイルメーカーServer上のファイルを開く
    図1 フィールド内容が変更された時点でスクリプトを実行(サンプルデータベース)

さて、実際にこれらの機能をどのようにファイルメーカーProのデータベースに組み込んでいくのでしょうか。
プラグインで何らかの操作をするときには、外部関数を使います。(ver6まで。ver7はプラグインがもつ関数名と引数を直接計算式内に指定することができます)
プラグインをインストールして、スクリプト定義を開き、「フィールド設定」(任意のグローバルフィールド)を指定してから「指定」をクリックして「外部関数」を選択してみてください。
プラグイン(アプリケーション)ごとに使える外部関数のリストが表示されます。

※多くのプラグインは、この外部関数に所定の引数を加えた計算式を、スクリプトを使ってグローバルフィールドに「フィールド設定」することで実行結果を得ることができます。
oAzium Eventsでは、以下のような書式を使って自動処理するイベントを追加することができます。

(例)aaa.fp5のSampleScriptを毎日20:00に実行する。

External("OzEv-AddEvent",
"script" & "|" &"night"& "|" &"aaa.fp5"& "|" &"SampleScript"& "|" &"E"& "|" &
"20"& "|" &"0"& "|" &"0"&"|"&"|"&"|"&"0")

(例2)フィールド内容が変更されたら「チェック」スクリプトを実行する。
変更を監視したいフィールドの「オプション「入力値の制限」で以下の「計算式で制限」を指定しておきます。

External("OzEv-AddEvent", "script" & "|" &"ozev-edit-field" & "|" &
Status(ファイル名) & "|" &"チェック" & "|" &"N" & "|" &"") = "Success"

ここでは、数ある機能のうち、一定時間ごとに特定のスクリプトを実行する処理についてご紹介します。毎晩一定の時刻にシステム内のデータメンテナンスやバックアップファイルへのデータ書き出し等を行っているかたは多いと思います。
サンプルデータベースのうち、Events Managerというファイルを開いてみます。これは、「特定の日時、間隔でスクリプトを実行する」
ためのイベントを管理するファイルになります。ここで必要な作業は、実行したいイベントの種類(ファイルを開く、閉じる、スクリプトを実行する)とファイル名、スクリプト名を選択して、あとはどのタイミングでイベントを実行するかを指定するだけです。指定が終わったら[create]ボタンをクリックすると、プラグインがこれらの情報を処理して、自動実行が開始されます。複数のイベントを指定することも簡単にできます。一度追加したイベントを止めたい場合はイベントリストのゴミ箱をクリックします。

図2 実行スクリプトを指定できるEvents Manager(サンプルデータベース)

 

たとえばこんなことができます。ファイルメーカーProのスクリプトからバッチファイルやAppleScriptを呼び出して作業をすれば、さらに便利にいろんなことができますね。

  • 24時になったら今日更新されたデータを検索してエクスポート、ファイル名を今日の日付にリネーム
  • 1分ごとに基幹系DBからデータをインポートする
  • インポート処理が終わってから2分後にデータ整形処理を実行

日本語対応について


データベース名が日本語でも、スクリプト名が日本語でも特に問題なく使えます。


ver7対応について



oAzium Events ver4.0はFileMaker ver7専用のプラグインとなります。
新機能の目玉ですが、イベント実行時にメール送信することができるようになりました。これはイベントの実行結果を管理者に通知したり、いろんなことに使えて便利ですね。これまでメール送信スクリプトステップを使って送信していた場合、メーラーが必要でしたが、このプラグインがあればメーラー不要になります。

[2004/11/15]
[有限会社ジェネコム 村上ゆりか]

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