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SMTPit 3.1

FileMaker Proのスクリプトから直接メールを送信することが可能になるプラグイン

発売元:Comm-Unity Networking Systems
   URL:http://www.cnsplug-ins.com/
  価格:$88(1ライセンス〜)

 

概要

  SMTPitはFileMaker Proのスクリプトを使用してメール送信を行なうためのプラグインだ。ファイルメーカーProのスクリプトステップにも「メールを送信」スクリプトステップはあるが、「メールを送信」スクリプトステップでは、自動作成されたメールデータがメールソフトを経由する一方、「SMTPit」はメールソフトを必要とせずに、メールの送信を自動的に行なうことができる。
※Mac OS Xで動作するファイルメーカーPro 5.5と6にはこのスクリプトステップは動作しない。

 

インストール/認証

  インストールはMac OS X版のファイルメーカーPro 6に対して行なった。サイトよりダウンロードした圧縮ファイルを解凍。「SMTPit_OSX」と書かれたアイコンが、OS X版用のプラグインファイルになる。このファイルをファイルメーカーProのアプリケーションフォルダ内にあるファイルメーカー機能拡張フォルダ(Mac)または、System(Windows)フォルダにコピーすればインストールは完了、その後認証作業を行なうことになる。
   このプラグインの認証には、プラグイン付属の「SMTPit_Register.fp5」に、製品登録時に送信されてきたメールに記載の「First Name」「Last Name」「Serial Number」を入力し、Registerボタンをクリックすれば、いよいよSMTPitを使うことができるようになる。



簡単なメールを送ってみる

  付属のサンプルからすぐにでも実験してみることができる。今回使用したサンプルは「Quick_Start_Example.fp5」。とても簡単なサンプルで、SMTP Host(SMTPサーバ)、To Email Address(宛先)、From Email Address(送信元)、Subject(題名)、Body(本文)にそれぞれ値を入力して、「Send」ボタンを押せばメールが送信できる仕組みになっている。

  「Send」ボタンがクリックされることによって、外部関数としてSMTPitの各関数が実行される仕組みだ。 実行されるスクリプトには、「フィールド設定」スクリプトステップが1行だけ登録されており、この「フィールド設定」スクリプトステップ実行されると下記の計算式が実行されるようになっている。

  External("SMTP-ClearAll", "") & "ヲ" & External("SMTP-HostAssign", SMTP Host) & "¶" &
  External("SMTP-ToAssign", To Email Address) & "¶" &
  External("SMTP-FromAssign", From Email Address) & "¶" &
  External("SMTP-SubjectAssign", Subject) & "¶" &
  External("SMTP-BodyAssign", Body) & "¶" &
  External("SMTP-Send", "")

  この計算式で外部関数として指定されている「"SMTP-xxx"」という関数がSMTPitの各関数になっている。それぞれの関数に引数をセットしておくことで、「フィールド設定」スクリプトステップが実行されると、各関数が同時に実行されてMTPitに引数を受け渡す仕組みになっている。 上から順に...

1.External("SMTP-ClearAll", "")
  まず設定を全てクリア

2.External("SMTP-HostAssign", SMTP Host)
  「SMTP Host」フィールドに登録されているSMTPサーバの名称をセット

3.External("SMTP-ToAssign", To Email Address)
  「To Email Address」フィールドに登録されている宛先メールアドレスをセット

4.External("SMTP-FromAssign", From Email Address)
  「From Email Address」フィールドに登録されている送信元メールアドレスをセット

5.External("SMTP-SubjectAssign", Subject)
  「Subject」フィールドに登録されているメールの題名をセット

6.External("SMTP-BodyAssign", Body)
  「Body」フィールドに登録されている本文をセット

7.External("SMTP-Send", "")
  1〜6までの引数をSMTPitに受け渡してメールを送信

という手順になっている。
使い方としては、関数に引数をセットして、複数の関数を「&」でつなげて、「フィールド設定」スクリプトステップで一気に実行という手順になっている。引数は、あらかじめブラウズモードで各フィールドにセットしておけば良い。

  この例では、フィールドに入力されている値を引数にして、1件ずつメールを送る仕組みになっているが、大量 にメールアドレスが登録されているデータベースにおいて、一括でメール送信をしたような場合は、上の処理をLoopでレコードを切り替えながら繰り返すことで、自前のメルマガ送信装置を作るという応用も可能となる。 データベースから手軽にメールが送れるという使い勝手はとても良い。

 

日本語使用時の注意

  メールを送信するときに半角スペースの後に全角(2バイト)文字が続く場合など、送信したメールの該当箇所に文字化けが起こることが有る。確認できた文字化けとしては、該当箇所が、「J」+改行+「ぢ」に置き換わっていたり、単に改行される現象が有るようだ。 メール送信を行なう前は、テストメールを自分宛に送信して、受信したメールに問題がないか確認をすることを習慣づけ、問題がある文字の組み合わせをさけるように、本文作成を行なうと良いだろう。

 

対応バージョンについて

  このプラグインの対応バージョンだが、非常に広範囲で 4.x, 5.x, 6.x, 7.x に対応している。

 

[2004/11/15]
[有限会社ジェネコム 高岡幸生]

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